SトロベリージャM
社長は、得体の知れない物体でも見つけたような顔つきになり、実野里は、思考停止になってしまった。


「大地、本気か?今まで一度も秘書なんて付けたことがない、一匹狼のお前が専属秘書を欲しがるなんて。」


副社長である彼は、誰もが見惚れそうな悪戯な笑みを浮かべ言った。


「田舎の女が珍しくてね。試してみたいんだ。相当やる気があるんだろう?毎日通勤までして、こんな大手の会社で働こうとしているんだから。」


社長は、スレンダーな足と筋肉質だと思われる腕を組み、首を少し傾げて考えて込んでいた。


その隙に、彼が実野里を凝視していた。


(なんで、こっち見るての?)


そして、彼は自分の口元を指差した。


(えっ!?どういうこと?)


すると、今度は舌なめずりをした。


(はぁ!?あいつ、変態!?いや、ちょっと待って・・。)


自分の口元を触ってみると、なんとさっき食べたジャムが付いていた。


実野里は、恥ずかしすぎて、顔が真っ赤になった。


そして、タイミング良く、社長が口を開いた。


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