SトロベリージャM
シャムスの社長は、別荘好きで、あらゆる場所に別荘を所有していた。


今回は、1番身近にある、東京湾を一望できる別荘に招待された。


毎年、大手会社の社長やその後継者が側近を連れて集合し、海と食事を楽しむパーティだ。


社員の中では、別名「セレブ合コン」と言われている。


誰もが憧れるそのパーティに、入社して半年ほどで行けることは奇跡に近い。


しかも、ダイの秘書に選らばれたこともありえない話なのだ。


だが、その張本人は全く自覚なしだ。


玲と日焼けへの恐怖で、頭がいっぱいだった。


実野里は、招待状を見ていた。


8:30~  大広間集合
9:30~  始めの挨拶(柴谷玲)
10:00~ 海水浴・軽食
17:00~ 部屋へご案内・休憩
19:00~ 夕食パーティー
0:00~  就寝
8:00~  起床
9:00~  終わりの挨拶(柴谷玲)
9:30~  解散 


「ねぇ、ダイ、時間がきっちり決められていて合宿みたいだね。」


「あぁ、そういうの俺苦手だから、最近断ってたんだ。玲は、何でもきっちりしないと気が済まないタイプだからな。」

 


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