SトロベリージャM
拍手で迎えられた玲は、ステージに立ち、挨拶を始めた。


「この度は、シャムス別荘パーティにお越しくださいまして、誠にありがとうございます。」


横にいるダイを見ると、すでに目を瞑って寝ていた。


まだ、寝つけてはいないとは思うが、ダイの寝顔に見惚れた。


(初めて見るな。それにしても、長いまつ毛だなぁ。)


余計なことを考えていると、玲の声が、だんだんお経のように聞こえてきた。


いつもより更に早起きしたせいか、実野里もだんだん睡魔に襲われていった。





「パチパチパチパチ」


目覚まし音は、拍手の音だった。


今までで一番盛大な音だったので、実野里は心臓が止まるかと思った。


相変わらずダイは、スヤスヤ寝ていた。


「ダイ、起きて。みんな海水浴の準備に行ってるよ。」


「・・う~ん、カジミノ・・こっちのビキニにするか?」


ムニャムニャ寝言を言った。


(な・・何言ってるの?ちょっとどんな夢見てるのよ。)


「・・俺が着せてやるから・・。脱いで・・。」


気付くとダイの頭をごついていた。


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