SトロベリージャM
「ダイ、一緒にサーフィンするの久しぶりだね。ダイのも持ってきた。」


「カジミノすまん。ちょっと行ってくる。あのパラソルの下でジュースでも飲んどけな。」


「うん。分かった。2人とも気を付けてね。」


「カジミノさんも気を付けてね。」


玲が、美しすぎる笑みを披露してくれた。


「あっ、はい。わたしは泳ぐの苦手だから、砂浜でいるので大丈夫です。」


太陽の光を浴びながら、海へ向かって行く2人の姿は、この世の者とは思えないほど綺麗で、自然に感嘆の溜息が漏れた。


(玲って、ダイの弟みたい。もし、わたしに綺麗なお姉ちゃんがいたら、真似してみたいって思っちゃうもの。)


その光景を見ていると、微笑ましくなった。


実野里は、休憩所でパイナップルジュースをもらい、日陰へと急いだ。


ダイと玲が波に乗っている頃、実野里は貝殻観察に夢中になっていた。



< 84 / 225 >

この作品をシェア

pagetop