SトロベリージャM
砂浜に上がった拓斗の全身を見ると、16歳とは思えないほどセクシーだった。


真っすぐな短髪の黒髪の先から落ちた水滴が、首筋を通って胸に流れ落ちなが


ら、ボディーラインをなぞっていった。


そして、走り始めると、華奢な身体にほどよく付いた筋肉が、しなやかに動いていた。


拓斗だけが、スローモーションに動いているかのように見えた。


だが、上には上がいて、この拓真の兄が玲なのだ。


色気も格段に上がることは確実だ。


そして、更に、玲お気に入りのダイが存在した。


そんな最強の存在に、ずっと抱き締められたままだ。


「あのさ・・。ダイ、わたし大丈夫だよ。」


「俺が大丈夫じゃない。」


実野里が見上げると、ダイの視線は別荘の方に向いていた。


ダイは、濡れた実野里の身体をカーテンのように囲い、覆っていた。


(このままだと、誰かに見れちゃう・・ってもう見られてる!?)


いつの間にか、玲が隣にいた。



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