SトロベリージャM
「おや・・。ダイ、大胆だね。そんなにカジミノさんの透けた水着姿を見せたくないんだね。」


「あぁ、見せたかねぇよ。それより、お前の弟の演技の方が大胆だぞ。」


玲は、首を上品に傾けた。


ダイの燃えるような眼差しが、玲に向けられた。


「溺れた演技をして、実野里をおびき寄せたんだ!しかも、実野里から抱き締められてたんだぞ!」


(ダイ、感情ヒートアップしてるし~!)


玲も呆れポーズをした。


片手をこめかみに当て、目を瞑っていた。


ちなみに、拓斗の呆れポーズは、両手を外側に向けて上下させながら、首を傾げていた。


「拓斗も玲も子どもだね。カジミノさんには、大人の僕がふさわしい。ねっ。」


玲は、実野里に向かって、軽くウインクをしながら、投げキッスをした。


演技かどうかは謎だが、玲の表情も動作も完璧だった。


芸能プロダクションの審査員も、玲の魅惑の鎖に心も身体も縛られて、メロメロになること間違いなしだ。


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