SトロベリージャM
大抵の女は、色気と謎に包まれた愛情表現に弱い。


何歳になっても、白馬の王子様(実野里の場合は、メリーゴーランドに乗っても様になる美形の王子様)に憧れるものだ。
(当てはまらない方はごめんなさい。)


案の定、実野里の顔は真っ赤だ。


恋愛感情とはまた別だが、女はときめくことが大好きな動物だ。


実野里の反応を見たダイは、唇を尖らしてぼそっと言った。


「俺以外の奴で、赤くなりやがって・・。」


「えっ!?ダイ、何か言った?」


「な・・何でもない。」


3人が意味不明なやりとりを繰り広げている間に、拓斗は戻ってきた。


折りたたんでいるので、はっきりした大きさは分からないが、絨毯になるくらい大きいと予想はついた。


色はエメラルドグリーンで、ピラミッドやスフィンクスなどのエジプトをモチーフにした柄だった。


「ダイ兄、投げるよ。」






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