SトロベリージャM
実野里の身体から目を逸らせたまま、ダイは答えた。


「あ・・足の方も緩めないとな。」


「あのさ、タオル、ダイがのけていいよ。」


「えっ!!俺に見られていいのか?」


驚きのあまり、ダイの顔は所定位置、正しくは欲望位置に戻ってきた。


「だって、こんなの周りから見たら、普通のことなんだもん。わたしが大袈裟に恥ずかしがるからいけないんだよ。」


驚いた目と、はにかんだ目が合った。


「俺はな、周りとは違うお前が好きなんだ。だから、それでいいんだ。ここに連れてきたのは、乾いた服に着替えてもらおうと思った。こんなこともあろうかと、もう1着買っておいた。さすが俺だろ。」


実野里の目が、驚きと感動で輝いた。


「ダイありがとう!わたし、日焼けしちゃってる?」


陶器のような白い肌に、異常は見つからなかった。


「大丈夫だ。短時間だったしな。よし、緩めてやるからな。」


ダイは、プレゼントのラッピングを綺麗にのけるような動作で、タオルを緩めた。
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