そばにいるよ。


そんなある日、私は、紫月を私の部屋に呼んだ。






「何?部屋に呼び出して。」






「ねぇ、何で、いきなり彼女作り始めたの?それも、何人も…。
何か…理由があるんでしょ…?」






「…………………別に。」






「もう、紫月は、忘れちゃったの…?
小6にした、約束……。」






だんだん、恐くなる。
紫月が、私を、拒絶して、嫌いになっているようで。
もう、紫月は、私に、心を開いてくれないようで。
寂しくなるの。






「……………覚えてるよ。」






「なら、何でなの…?
何で、私の傍に…ううん、心を開いてくれなくなったの…?」





「……心を閉ざした訳じゃない。ただ……」






「ただ……?」













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