恋の扉をこじあけろ
先生がしてくれる『歯磨き』は、やっぱり実習生がやるより上手くて(当たり前)、安定していて感動した。
水も飛ばないし、むしろ気持ちいいし。
何より精神的に最高!
なんて楽しんでいる間に終了して、タオルをとられた。
「生きてる?」
生きてます。
続いて椅子が起こされて、わたしが口を濯いでいる間に先生は前に撮ったわたしのアゴのレントゲンを左右見比べていた。
「これからどうしようか、治療」
「どうするって…どうするんですか」
わたしも一緒になってレントゲン写真を覗き込む。
…なんか、恥ずかしい。
先生にわたしの肉の下を見られてるんだよ、これ。
今すぐ画面からレントゲンのデータを抹消したい衝動に駆られたけど、そこはなんとか抑え込み、先生の説明を受けた。