caution!!
私は展望台の柵を越えて崖の手前に立った。

「何してるんだよ、危ないだろ」
「ふざけてないで、戻ってこいよ」

はじめは笑って、だけど必死に叫ぶ彼の言葉は、
私たちの関係そのものな気がした。

「手、伸ばしてよ、つかまるから」

彼は、躊躇して、そのまま聞こえないふりをした。
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