俺がお前の生きる理由。(仮題)
大橋さんへの挨拶を済ますと、葵を自室に連れていく。
椅子に座らせた後、本題に移る。
「葵、学校だけど、お前どうする?」
『・・・ぁの、私辞めて働きます。』
「高校は出ておいた方がいいんじゃないか?」
『でも・・・』
「金のことなら気にするな。高校出て、それからだっていいんだ。それに俺の付き人として通えば学費は問題ないから。
それより、あいつ、がいるだろ。お前、怖くないか?」
『・・・大丈夫です。』
一瞬、葵の瞳に戸惑いと恐怖の色が浮かんだが、まっすぐに俺の目を見てそう答えた。
「分かった。じゃあ、俺と同じクラスに変えるように手配しておくから。」
『ぁ、ありがとうございます。』
「当たり前だろ?付き人なんだから。」
『はい。』