森の人
「それだけで、こんな巨大な物を倒せるの?」

サヤカが尋ねる。

「分からない」
「でも、やらないよりは意味がある!」

「…」

拓也のその言葉に顔を見合わせる四人。

そして、力強く頷くと、

「その通りですね」

みんなの固まった決意を代表して、コウヘイが言った。

「よし、そうと決まれば、早速準備に取り掛かろう」

そう言って、拓也が指揮を執る。

「俺とコウヘイは毒キノコと毒草を探してくる」
「澤山君は槍を作るための、使えそうな木を調達してくれ」

「分かりました」

「私達は?」

「茜とサヤカは、澤山君のサポートをしてくれ」

「分かったわ」

そして二人は森の中へ入っていった。

二人が森の中に消えるのを見届けると、

「じゃ、あとよろしくね!澤山さん」
「私、疲れたから休むわ。男なんだから、一人で出来るでしょ?」

茜は一方的にそう言うと、空洞の中に入っていった。

「ごめんなさ〜い。私も今日は疲れちゃった〜」

そう言ってサヤカも空洞の中に入っていく。

澤山は、一人黙々と仕事に取り掛かった。
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