森の人
恐る恐る中に入る澤山。
そこには、さっきの「謎の人」よりは格式高い衣裳を纏った老人がいた。
「あ、あなたは?」
「わしは、森の番人の長」
「森の番人?」
「そう。我々、森の番人はこの森の平和が保たれるよう、見張りをしておるのじゃ」
「この森は一体何なんですか?」
澤山の質問に、森の番人の長は表情を変え、
「それは、お前さんが一番よく知っているはずじゃ」
と言って澤山の目を見た。
「え?」
「それより、仲間がどうなってもいいのかね?」
「どういうことですか?」
森の番人の長に詰め寄る澤山。
「来たまえ」
森の番人の長は、そう言って、テントの外に出て行った。
その後に続く澤山。
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