森の人
「みんなをどうするつもりなんですか?」
澤山は、出された手を振り払いながら、森の番人の長に聞いた。
「あの者達は、森の制裁を受けたのじゃ」
「森の制裁?」
「そうじゃ。要らない者を排除しようとする、この森の防衛本能」
「防衛本能?」
唾を飲み込む澤山。
「うむ。『意思』があるこの森の、な」
「森はあの者達を、要らない者と判断したんじゃよ」
やぐらの方を見る澤山。
そして、一人いないことに気付いた。
「拓也さんは?」
「あの者は森の制裁を受けなかった」
「じゃから、最後の審判を下しているのじゃよ」
「最後の審判?」
「まぁ、見るがいい」
そこに、斧を持った拓也が出てきた。
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