ひとつ、ベッドの中
階段を下りて家を飛び出す。




鍵を持っているあたしがいつ来るかわからない状況の中で。


凌ちゃんは今までもこんなことをしていたのだろうか。

彼女さんを家に連れ込んでいたのだろうか。





ううん。

違う。


きっと、今となってはそういう状況を作りだしても良かったんだ。


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