ひとつ、ベッドの中
返された言葉は意外なもので。


冷たい口調に心が折れそうになる。



あたしは、凌ちゃんの心配をしちゃいけないの…?




と、そのとき


「凌~?」


部屋の奥から声がした。


大人な感じの、細い女の人の声。

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