ひとつ、ベッドの中
翌朝。


学校へ行こうと玄関を出たところで、ちょうど凌ちゃんちの玄関が開いた。


今日は登校するの?

あたしは咄嗟に木の陰に隠れる。


そこからそっと凌ちゃんの様子を覗っていると……




「行ってらっしゃい」



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