ひとつ、ベッドの中
――来ないくせに。




心の中で悪態をついた二年前。


それでも、そんな言葉を頭の片隅にしまっていたのは。


やっぱり来てほしいという思いがあるからなのかもしれない。



そんな自分を、やっぱり幼いと思う。



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