片思いの俺
「??」

誰だろう、こんな時間に。

俺はだるい体を無理やり動かして、玄関に向かう。


扉を開けながら言う。

「どちらさまです………か」


驚いた。

いや、マジですげー驚いた。


そこに立っていたのは、朝日出だ。


しかも!!

携帯を見ていない!!

……目線は下を向いているけど。

朝日出はまだ俺に気付いていない。

朝日出はポカーンとする俺を、放置して口を開いた。


「隣りに引っ越してきた、朝日出です」

丁寧な口調でたんたんと言う朝日出。


もう、異様な光景すぎてどうもできない。


「………朝日出」


俺はやっとのとで、声をだした。


朝日出が顔をあげる。


そして驚いたような顔をした。


……と思ったら次は困った顔をした。

< 17 / 19 >

この作品をシェア

pagetop