銀の精霊・森の狂王・時々、邪神
 怒りのあまり、激しい頭痛に襲われて倒れ込んだ。

 強烈な吐き気がして、実際、胃の中の物を全部嘔吐した。

 ……あんな惨い事をしておきながら、どうしようもなかった?

 しかたなかった? そして、取ってつけたように申し訳ない?

 自分たちに悪気はなかったんだら許せって?

 誰が……

 誰が許すか!!

 取り返しのつかない事をしておきながら、今さら謝るな! 許しなど請うな!

 あんた達は絶対に許されないんだ!

 何があろうと永遠に許されることはない!

 こんな事が許されるなんて非道が、まかり通って良いはずがない!

 あたしが立ち直ったら、あんた達の罪は許されてしまう。

 あんた達が、その分幸せになってしまう。

 そうはいくか! 誰が救ってなどやるものか! 幸せになどさせるものか!

 不幸になればいいんだ。

 全力で、どんな手を使ってでも不幸にしてやる。

 だってあんた達は、不幸になるべきなんだから。

 非道な罪を犯したものは、それに相応しい制裁を受けるべきなんだ!

 そして被害者であるあたしには、制裁を下す権利がある!

 憎んでも憎んでも憎んでも飽き足らないお前たちを、どこまでもどこまでも、不幸に引きずり込んでやる。

 死ぬまで。

 そう、いっそ死ねばいい。

 あんた達みたいな罪悪、生きていても社会の迷惑になるだけだ。

 世界のために、揃って死ね。

 罪にまみれ、不幸にまみれ、苦しみ続けて……死ね。

 死ね。

 死んでしまえぇぇ!!

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