愛と憎しみの果て~たどり着く場所~


遅れること30分後
晴彦さんが到着した。


「なんだよ 親父こんな店に呼び出して」


急いで来たようで 息を切らしてる。


「まぁ いいから座りなさい」


「何?麻美ちゃんも呼ばれたの?」


「いえ…呼び出したのはあたしの方だから」


「麻美ちゃんが?」


びっくりしながら、あたしの前
つまり社長の横へ腰かけた。


「麻美さんが、お前に興味があってTELで根掘り葉掘り聞くから 直接会おうか?ってことになったんだよ」


うそを並べる社長。


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