俺様ホストに愛されて
「もうちょっと危機感持て。思わせ振りなことしてんじゃねぇよ」
そのままベッドに連行されて、そこでリュウに抱かれた。
色んな思いが頭の中を支配していたけど、そこでだけはリュウのことを考えて甘い快楽にただ身を任せた。
いつもより激しいリュウの愛撫に、何度も意識が飛び掛けたけどそれを許してはくれなくて
寸前のところで何度も引き止められた。
その度にリュウが欲しくて求めたけど、リュウは満足そうに笑うだけ。
甘く貫かれた時にはもう、リュウのことだけでいっぱいで他のことを考える余裕なんてなくなっていた。
「二度と店に来ないって誓うなら、クビは考え直してやるよ」
リュウの腕枕で余韻に浸っていると、突然そんなことを言って来た。
満足したのか機嫌も良いし。
「本当……⁉誓うよ!二度とお店には行かない」
天井に向けていた体を、思わずリュウの方に向けた。
「やけにあいつの肩持つんだな」
少し上にあるリュウの顔があたしを見下ろす。
腕枕していない方の手が腰に回されて、力強く引き寄せられた。