【短】君しか好きになれない

え、私?

まさかそれはないよね。

半信半疑で舞台上まで来た。

穂波くんと目が合う。

穂波「さくら先輩、好きです」

穂波くんは少し顔を赤くしてそう言った。

本当に穂波くんの好きな人が自分なんだと気付く。

さくら「ごめんなさい。けど好きになってくれてありがとう」

ニコッと笑って断る。

穂波「諦められるまで好きでいても良いですか?」

えっ

さくら「…良いけど」

それじゃ、穂波くん次の恋に進めないよ。
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