世界を濡らす、やまない雨
角谷を見上げ微笑むと、彼が私から視線を逸らして耳の後ろを赤く染める。
「そんな顔されたら、また道木さんのこと抱きたくなる」
「え……」
不意打ちのような角谷の言葉に顔を赤く染めると、彼が私に柔らかく唇を押し付けてきた。
優しいキスを何度も繰り返したあと、角谷が私の耳たぶをそっと噛む。
「知らないと思うけど、俺、高校のときずっと道木さんのこと好きだった」
囁かれた言葉に、耳を疑う。
「う、そ……」
角谷の指先が内腿をゆっくりと撫で始め、私はそれ以上何も言えなくなる。