長い夜の甘い罠【完】
そこまでして私に執着する意味はあるのだろうか。私なんかにどうしてそこまで出来るのだろうか。
「私が他の男と寝るのは嫌?」
「当たり前だ」
「…貴方が執着する意味が理解出来ない」
「男を好きになった事がない奴に理解されてたまるか」
「…まぁ否定はしないわ」
確かに、この男の言う通り誰かを好きになった事は一度もない。
遊ぶ男は沢山いるけれど、本気で好きになった男は居ない。
好きがどう言うものなのか、正直分からない。