長い夜の甘い罠【完】


そうこうしている内に車が停まると、外の景色を見て驚いた。

私の家の前?

男は私を家に届けてくれたって事?


「明日も仕事だろ」

「…ねぇ、本当は送迎が目的だったんでしょ?」

「嫌、送迎はついでだ」


本当にそうかしら?

私を気遣ってくれたとしか思えないんだけれど、違うの?


「ああ、後もう一つ…」

「…え?」


男は私の肩を引き寄せれば、至近距離まで顔を近付けられ唇が重なった。


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