長い夜の甘い罠【完】


「ベッドで白状して貰うか」


隼人は首筋から唇へと自らの唇を滑らせ、幾度も甘いキスを落としながら私を軽々と抱き上げ寝室へと連れられる。

ベッドへ押し倒され、覆い被さる隼人の色香を纏った表情に心拍数は一気に上昇する。

今までしたどんなセックスよりも、凄く興奮してると同時に愛しい気持ちが込み上げる。

隼人への想いに気付いたからだろうか。今までとは違った愛しい想いの中、隼人の頬へと手を重ねちゅっとリップ音を立てキスを落とした。


「…隼人…好きよ」

「…っ……手加減出来なくなんだろーが」

「構わないわ」


隼人は暫く私の瞳を見つめた後、深く口付けられキスに溺れた。


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