長い夜の甘い罠【完】


「すぐ用意するから上がって待っていて」


私は男を部屋へ招き入れ、リビングへと入って直ぐの事。

男に腕を掴まれ、半ば放り投げる様にソファーへと身を倒され起き上がる間もなく男が私に覆い被さる。


「…ちょっと!何するのよ」

「週末だけじゃ足らないか?」

「何言って…っ…んぅ」


男に無理矢理唇を奪われ、強引に激しいキスをする。

両手で男の胸元を押すもののビクともせず、歯を食い縛り唇を開かない私の顎を掴み顔を上げて無理矢理舌を捩じ入れた。


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