隣のぼーいふれんどサマ。


聖奈ぁ・・・。


何ていい子なんだよぉ。


嬉しすぎて涙が出そうになる。


あたしの顔とケータイとを交互に覗き込んだ雅が、変なことを言う。


「だ、だだだだ誰これ和紗っ!!ま、まさかだけど遠野くんがいない間に浮気!?ぼ、ぼぼ僕という人がいるにも関わらず浮気ですかっ!?」


「誰が浮気なんてするかバカ!れっきとした女子だっつーの!しかも俊哉のいとこ!しかも僕がいるのに、とかおかしいでしょ!!」


ため息をつきながら返信をする。


”了解。待ってるね、まっすぐ家へおいで。あたしも聖奈のこと大好きだよ。”


聖奈に話せば、少しでも心が晴れる気がする。


それくらいにも聖奈の存在は、あたしの中で大きなものになっていた。

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