愛 ~②巻~
『プハァ!お菓子ないの!?』

「カラポテなら有るよ?」

女子がカラポテを差し出す。

『何でわざわざカラポテなの?』

「空気的に?」


何ソレ…。

「さぁー座れ~って何故、皆で集まってんだ!?」


担任が興味津々に近付いて来る。

「今ね、倉井を宥めてんの」

男子が説明する。

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