愛 ~②巻~
「おーっ可哀想に…倉井♪」


先生…何で理由も分からないのに、

私を宥めるのだ!?


ノリが良すぎるんだ。


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『宮先のバカァ!』

私は自習室に入ったと同時に、

大声を上げる。

「宮崎だっ♪」


『……何でそんなに機嫌が良いの?』

「何となく?」

理由になってない…。
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