愛 ~②巻~
「あ~!キャ~!」


宮先は意味不明な声を出して、

私の顔を手で隠す…。


『…何?』

「襲いたくなる」

………。

『変態!』

「変態じゃねぇし!お前が可愛いから!」

なっ!

『やっぱり変態じゃんか!』

「お前が悪いんだっ!無邪気に泣くし、
俺を抱き締めて来るし!」

『やっぱり変態なんじゃん…』


正直じゃないな!
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