愛 ~②巻~
女子はすぐに出て行った…。


『はぁ…』

宮先は私を抱き締める。

「ごめんな…倉井…」

怖かった…。


『ううん…私が…顔を見せたから…』

宮先は私に服を着させる。

「よしっ勉強させるかっ!」

私を椅子に座らせた。


────────────────

『これは…?』

「倉井って何が欲しいんだ?」

……。

『今、勉強中だから!』
「何が欲しいんだ?」

………。
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