幼なじみはイジワル彼氏

裁縫なんてちまちましたもんできるわけねーだろうが!



一応お前女子だろ!



と、突っ込みたくなった。



「ま、お前女子じゃないしな」

「失礼な!」



そうこう言い合いしているうちに、菜々の教室に着いた。



菜々のクラスは準備が遅いって言ってたけど、マジだったんだ。



クラスのほぼ半分くらいの人が、教室にいた。



「あ、遥斗くんおはよっ!」

「手伝いに来てくれたの?ありがと~」



なんて次々に他クラスの俺が歓迎された。



え、は……?



俺、強制参加?


< 11 / 274 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop