幼なじみはイジワル彼氏

さりげなく、あたしの手を握って歩き出した遥斗。



どこに行くつもりなんだろう。



すれ違う人みんなが、あたし達を見る。



そりゃそうだよね。



遥斗は他学年にも人気。



このままじゃ、勘違いされちゃう。



「ねぇ、遥斗!」

「ちょっと黙って」



一体どうしたんだろう。



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