突然現れた王子


いつも晴れた日は自転車で行っている学校も、

今日は電車に乗った。


雨の日はいつも、電車で学校まで通っていて。


今日はよく晴れてるけど、あたしの心が雨だから。

ケイタがいないと、太陽なんてでないから。


学校に着いて、自分の教室へと向かう。


ドアを開けると、いつのメンバーが集まっていた。


その中には、マコトと光もいる。


「アユ、おはよ~」


みんなが元気な声で挨拶を投げかける。


「…おはよ」


あたしは作り笑いで返した。




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