メガネのその奥覗かせて?
今まであたしはテレビという2.5次元の世界の芸能人のメガネをみて叫んできた。
だけどこれはあのイケメンと呼ばれる芸能人でさえも上回る、奇跡の人材だ。
まさしく、、、
理想のメガネって感じ。
あいさつが済んだ後、橋本先生に
「今日か明日、時間があるときでかまわないんで、学校を案内してもらえませんか?」
と頼まれた。
内申、よっしゃぁぁ!
って感じだけど
「橋本先生はかっこいいですからあたしじゃなくてほかの子が案内してくれるって言うと思いますよ?」
なんて平然を装った。
しかし、すごい。この先生は女の子が言われたい言葉をズバズバ投げ込む。
「橋本さんに頼みたいんです。会長ですし、学校をよく知っているでしょ?だからお願いしたいんです。」
はぁ、あたしは困った。
困った顔が[萌]って言葉にストライク!
もう断る理由はないよね。笑
「わかりました。あたしが案内しますね!でもこの学校広いんで、時間かかりますけどいいですか?」
「もちろん!何日かかってもいいですよ。」
あぁぁ、笑顔が眩しい。
もう最高です、先生。
「じゃあ今日の放課後、生徒会室に来てくださいね!」
このまま先生といたら溶けると思う。
だからあたしはその言葉を発すると同時くらいに教室へ走った。