―奏― 君に捧げる愛の歌
気が付いた時には、私は病院のベッドの上にいた。
医師から話があると言われ、学校ら電話があり駆けつけてくれていた両親と、診察室へ入った。
医師から、聞いたこともないような難しい病名を言われ、
今の医療の技術では、治すことのできない病気だと説明された。
そして最後に、
「娘さんの心臓は、いつ止まってもおかしくない状態です。
長く生きられたとしても、二十歳の誕生日を迎えることはできないでしょう。」
と、告げられた。