幼なじみじゃイヤなんだ。~誓いのキス~
だって、その言葉は……


言葉を途中で止められた桜は、少し不安げな顔をして俺の顔を見ている。






「違うよ桜、俺はその言葉を聞きたくないんじゃなくて、今度こそは、俺から桜に言いたいんだよ」


「え……」


「もう少し大人になって、堂々とその言葉を口に出来る様になる日が来たら、今度は俺から桜に言わせて」


「流瑠……」






桜の目にじわっと涙の粒が浮かんだ




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