幼なじみじゃイヤなんだ。~誓いのキス~
「私ね、充電して“勇気”が欲しかったの」


「“勇気”ってなんの?」


「思い出したから…あの日のこと」


「『あの日』ってもしかして、ファーストキスの日のこと?」


「うん」


「そっか、思い出したか」


「ねぇ、流瑠」


「ん?」


「私、あの頃から何にも成長してないかも。あの頃とまったく同じこと今でも願ってる」


「…桜」


「“流瑠と一緒にいたい”って、“片時も離れず、ずっと一緒にいたい”って…だから……」


「ま、待てよ!言うなよ!」







幼かったあの日と同じ言葉をまた桜が口にしそうになるのを、必死で止めた。


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