幼馴染はアイドル!!
「いや、俺の片想い。」
「ううぇえ!?」
すっかり忘れていた。
私はなんだか申し訳なくなったので、
「ごめんね。」
一応謝っておこうと思う。
「実は、彼女とかいないの?」
「この時期そんな暇じゃないよ。」
おう・・・私なんて遊び呆けていたのに。
「志望校ってどこなの?」
「菅沢高校ってとこ。」
「頭いいとこじゃん。」
「併願は星の宮にするつもり。」
「なるほど。後輩になるわけか。」
私は鼻を伸ばす。
「じゃあ、公立絶対落ちないように頑張る。」
「なんで!?」
私は少しショックを受けたが、まぁ、自分のいきたい高校に行ける方がいいだろう。
「そういえば、実君は健君がいなくなって寂しくなったりとかしないの。」
すると、実君は不思議そうな顔をして、
「ん?直接会う時間が減るだけだろ。別に方法だってあるんだし。今のところ忙しいのは一年半って聞いたから、俺が高2のときにはまた同じように暮らせるってことじゃないのか?」
「そっか。」
「っていうか、一人暮らししたら同じようなもんだろ。」
「うん。変なこと聞いてごめんね。」
「ん。別に。」
また沈黙。
そのまま私たちは食べ終わり、数時間か話したあと、実君が塾だというので、おいとますることにした。