雨が降る日は誰か死ぬ
「アイツって確か……市外から通ってたよな?」


「はい。大月からです」


誰にともなく聞いた西山に、仕切り屋の佑香が答える。



「そうか……。じゃあ電車でも止まったのかなぁ?」


西山の呟いた言葉に、全員がなるほど、その可能性が高いかもって思った。



「じゃあホームルーム始めるぞ」


西山がそう切り出して、結局、奈津の話はそれで終わった。

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