雨が降る日は誰か死ぬ
「おい森崎! くれぐれも言っておくが、このことはまだ誰にも言うんじゃないぞ」



「はい」


西山に睨まれて、亜衣は頷いた。


本当はそのメンバーが誰なのか知りたくて仕方ないのだが、聞けば怒られるうえに、絶対に教えてもらえないだろう。


さっき霊能者の先生が言っていた、次の雨でその中の誰かが死んじゃったら、教えてもらえるかもしれない。



でも正直なところ、もうこれ以上は、誰にも死んでもらいたくなかった。

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