雨が降る日は誰か死ぬ
「キャウン!」


ショコラの鳴き声が響く。


慌てて振り返ると、そこにショコラの姿がない。


二人は急いでショコラの声が聞こえたほうに走った。



「ショコラ!」
「ショコラ!」


ショコラは護岸された川岸から、足を滑らせたのか、川の中に落ちている。


必死で犬掻きをしているショコラに、茜は岸ギリギリで寝転がって、川の中のショコラに向かって手を伸ばした。

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