雨が降る日は誰か死ぬ
正直なところ、特に仲が良いわけでもない茜と奈津の為に、

市外まで行くのは面倒くさくもあるけど、場合が場合だし、断りづらい。




「えっと……実はあんまり持ち合わせがないんだけど……」


ふと小遣い前で、財布にお金が少ないことを思い出した。



「いいよ。電車代なら私が出すから」



「あっ、本当に?」



「うん」


茜は笑顔で頷いた。
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