雨が降る日は誰か死ぬ
「イヤぁああああああ」
「きゃぁああああああ」
「うわぁああああああ」


いっせいに悲鳴が上がる。


突然穴の中から、間欠泉のように高々と水が吹き上がったのだ。


吹き上がった水は、当然地面に降り注ぐから、全員がビショ濡れになってしまった。


結局蓋をしないままで、梓も水のかからないところまで逃げる。



「何なのよー」
「嘘でしょ?」
「こんなの有り得ないんですけど」


吹き上がる水を見ながら、みんなが口々に言った。

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