雨が降る日は誰か死ぬ
「冷たぁ~い」


由真が泣きそうな顔をする。



「すぐに帰って着替えないと、風邪をひいちゃうよ」



「うん。帰ろう」


少し大袈裟に言った奈津に、茜が相槌をうった。



全員そのまま急ぎ足でキャンプ場を目指す。


愛が途中で振り返ると、噴出している水は、いつの間にか止まっていた。

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