雨が降る日は誰か死ぬ
「アンタが薪を燃やさなかったら、こんなことにはならなかったのよ!」


佑香が鬼のような形相で睨んだ。



「ごめんなさい」



「薪を拾った後で、湖に行こうって言ったのも、確かアンタだったよね?

アンタのせいでみんな死んじゃったんじゃない! 責任とってよ!」


気が狂ったように大声で叫ぶと、佑香は愛のほうに向かっていく。



「止めて!」


その佑香に向かって、咄嗟に桃香が立ちはだかった。

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