Colors of Life ~ドキドキ!ルームシェア~
文句を言いたかったのに、身の上話を話し始めてしまった。
紅虎はちゃちゃを入れることなくあたしの話に耳を傾けてくれている。
「お父さんがそう望んでいたから、それでもいいのかなって。でも、ある時、ふと思ったんです。あたしってお父さんが敷いたレールの上をただ歩いているだけなんだって。お母さんみたいな生き方を否定してるワケじゃないんです。ただ、あたしにはあたしにしか出来ない何かをしたいって思ったんです」
「その何かって何?」
「解りません。でも、これから見つけたいんです。そう思ったらいても立ってもいられなくなって、ここまで来ちゃいました。自分でも以外と行動力あるなって驚いているんです」
話が終わるとすっきりしている自分がいた。
あたしは誰かに話を聞いてもらいたかったんだ。
話を終えてそう思った。
紅虎はタバコをくわえると、ジャージのポケットからジ○ポを出し、火をつけた。
タバコを吸って、煙を吐き出す。
「・・・そっか、頭でっかちな親父を持って苦労したんだな。解るよ、お前の気持ち。お前の言ってた夢ってやつがここで見つかるとイイヨネ!_______________________________って言うと思ったか?・・・バーーーーーーカ!!」